産業廃棄物の埋立処分量ゼロ(ゼロエミッション)への取り組み
以下は新潟県優良リサイクル事業所認定制度平成19年1月にエントリーした事業内容です。
⇒ 新潟県HP内
リサイクルいちば
当社は、使用済みとなった廃自動車、廃自動販売機、廃OA機器などを破砕することでリサイクル可能な有価金属とリサイクル不能な廃棄物との分離作業を行うことを業としており、こういった使用済み耐久消費財から年間3万6千トンから4万トン程度の鉄及び非鉄金属を回収リサイクルさせて資源の有効活用に供しているところです。
しかしながらまた反面、こういった作業工程からはリサイクル不能な部分が大量の産業廃棄物となって排出されることが避けられず、弊社においてはこういった産業廃棄物が少ない年で15,000トンから多い年には18,000トン近くも発生していました。
そしてその大量の産業廃棄物は数年前までそのほぼ全量が、管理型埋立処分場へと処理委託されていたのでしたが、平成16年度頃から徐々に溶融処理へと処理委託の方式を切り替えてきたところ、ついに今年度平成18年4月以降は、完全なる埋立処分量ゼロ(ゼロエミッション)の状態を達成・継続しています。
またこの他、当社から他社に処理委託をお願いしている産業廃棄物には、廃蛍光管と廃乾電池と回収フロンガスがありますが、いずれも中間処理後の生成物も全てリサイクル目的で再利用されていて埋立処分量はゼロとなっており、これら処理委託先の分も含めたトータルでの産業廃棄物埋立ゼロ(ゼロエミッション)を達成しています。